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子供の勉強机で副業していた人間が、デスク環境を快適にするための記録

ミリデス(millidesk)とは?

ミリデス(millidesk)は、デスク環境を1ミリ単位で自分の体に合わせていくための記録をまとめたサイトです。

おすすめ商品を並べる前に、まず測ります。身長、膝下の長さ、いま使っている机の高さ、座ったときの座面の高さ。数字が出てから、何を変えるかを決める。 ずっとこの順番でやっています。


サイトを運用し始めたきっかけ

私はいま、子供の勉強机で仕事をしています。

平日の日中は会社にいて、副業をやるのは週末と平日の夜。子供はリビングで勉強することがほとんどなので、子供部屋の机が空いてるんですよね。そこを借りて作業しています。椅子も子供用のままです。

机はコイズミのBEENO、椅子は不二貿易のキッズ用チェア。どう見ても大人の作業環境じゃないです。

デスクツアーの動画、よく見ます。白で統一された広い部屋に、電動昇降デスクとモニターアーム。いいなあと思うんですが、あれ、うちでは無理なんですよね。専用の部屋なんてないし、予算も月1万円〜3万円がやっとです。

でも、同じような人って少なくないと思うんです。家族の机を借りている人。リビングの一角で作業している人。週末だけ、夜だけ作業する人。

そういう状態から少しずつ整えていく記録があってもいいんじゃないか。そう思って始めました。


測って、最初に分かったこと

「子供用の机と椅子なんだから、どうせ合ってないでしょ」と思っていました。

ところが、測ってみたら違ったんです。

実測身長165cmの適正値
天板の高さ72.5cm—
座面の高さ(座った状態)45cm—
差尺(天板と座面の差)27.5cm約27.5cm

差尺27.5cm。適正値と一致していました。

でも、夕方になると背中が丸まっている。画面をのぞき込むような姿勢になっている。高さが合っているなら、なぜそうなるのか。

原因は、別のところに2つありました。

ひとつは、モニターの高さです。

座ったときの目線が床から123cm。モニターの上端が112.5cm。10.5cm低い。 見下ろす角度になるので、画面に顔を寄せるかたちで背中が丸まっていました。

もうひとつは、椅子の背もたれです。

キッズ用なので、背もたれが座面から約34cmしかありません。大人が寄りかかるには低すぎて、実際まったく使っていませんでした。上体を支えるものがないまま座り続けていたことになります。

結論。机も椅子も、高さを理由に買い替える必要はありませんでした。 必要だったのは、数千円のモニター台です。

測らなかったら、たぶん電動昇降デスクか高い椅子を買ってたと思います。数万円かけて、原因は直らないまま。

合っていないから不調が出るとは限らない。合っていても出る。 これが最初に分かったことでした。


このサイトの運営方針

1. 全部測って、数字を出す

「なんとなく高い気がする」だと動けないんですよね。何cmで、適正値と何cm違うのか。そこまで出します。

2. 座面の高さは「座った状態」で測る

私の椅子、座っていないときは48cm、座ると45cmでした。3cm違います。 クッションが沈むぶんですね(故障ではなく、どの椅子でも起きます)。カタログの数値だけ見ていると、この3cmを見落とします。

3. 履いているものを計算に入れる

家の中ではスリッパを履いています。ソールの厚みが1.5cm。適正な座面の高さは膝下の長さで決まるので、この1.5cmを足さないと計算が合いません。 世の中の解説、ほぼ素足前提で書かれてるんですよね。

4. 買わなくていいものは「買わなくていい」と書く

私の場合、机は買う必要がありませんでした。姿勢を保つためのフットレストも要りませんでした(足が床に届いているので)。必要ないものを必要ないと書かないと、測る意味がないと思っています。

5. 直す順番で書く

デスク環境は下から決まります。座面の高さ → 机との差尺 → 目線の高さ、の順番です。

椅子を替えると座面の高さが変わって、座面が変わると目線の高さも変わる。だから先にモニターを調整しても、椅子を替えた時点でやり直しになります。商品カテゴリごとじゃなく、直す順番で書いているのはそのためです。


誰に向けて書いているか

週末や夜だけ、デスクワークをする人へ。 平日の日中は会社にいるので、自宅の机に毎日8時間座るわけじゃない。だから投資の判断が慎重になりますよね。その感覚で書いています。

家族の机を間借りしている人へ。 専用の部屋も、専用の机もない状態から始めます。

身長が既製品の想定から外れている人へ。 市販の机の多くは70cm〜73cmで、身長165cm〜175cmあたりを想定しています。そこから外れると、既製品がそのままでは合いません。

私自身は身長165cmです。日本人の成人男性の平均(約171cm)より低いので、「ちょっと合わない」側にいます。家族に150cmの人がいるので、そっちの数値も一緒に測って載せています。

「小柄向け」の情報って世の中にあるんですが、そのほとんどが女性向けに書かれてるんですよね。身長が低めの男性が読むものが、あまりない。 だから両方の数字を出すようにしています。


このサイトで決めていること

先に、書かないことを決めています。

1. 体の不調が「治る」「良くなる」という話

私は医療の専門家ではありません。このサイトで扱うのは寸法と姿勢の話であって、健康効果の話ではありません。「この椅子で腰痛が治る」とは書きませんし、書けません。

書くのは、差尺が何cmで適正値と何cm違うか。目線とモニターの上端が何cm離れているか。測れることだけです。

2. 手元にあるデータの範囲を超えた一般化

実測できているのは、いまのところ165cmと150cmの2人分です。ここから計算式で他の身長の目安は出せますが、それは計算値であって実測ではありません。どちらなのかは毎回はっきり書きます。

3. 長期間の耐久性

週末と夜が中心の使い方なので、毎日8時間×数年といった使い方での耐久性は分かりません。分からないことは「分からない」と書きます。


収益について

このサイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとしたアフィリエイトプログラムを利用しています。記事内の商品リンクから購入があった場合、運営者に紹介料が入ります。

ただ、紹介料の有無で評価を変えることはしません。 買わなくていいものは買わなくていいと書きます。実際、このサイトの最初の記事の結論は「机も椅子も買い替えなくていい」でした。


さいごに

いま、この文章は子供の勉強机の上で書いています。

ここから少しずつ、1ミリ単位で自分に合わせていきます。何を測って、何が分かって、何を買って、何を買わなかったか。全部記録していきます。

同じように、いまある環境から始めようとしている人の役に立てば嬉しいです。